在宅ワークの正しいイメージ

好きな時に、好きなだけ―その在宅ワーク求人、本当に大丈夫?

在宅ワークは「自宅で空いている時間を活かして」行うことができる仕事です。

ただし、あくまでもクライアント(依頼者)が存在し、納期が定められた“仕事”ですので、決して「好きな時に好きなだけ」といった軽い気持ちで対応できるものではありません。

「仕事をする場所が自宅である」というだけで、請け負った仕事に対して発生する責任は、通常の仕事と変わりません。お互いの信頼とルールに従って進めることが求められます。

反対に、きちんとした仕事意識を持って臨むことができれば、自宅にいながら仕事ができ、時間も納期の範囲なら自由というメリットを活かすことができます。

毎日決まった時間に家を出て、満員電車に揺られて通勤をする必要もありません。生活職に直結した国民職である在宅ワークは、通常の仕事と比べれば、家事や子育て、趣味や習い事との両立もしやすいでしょう。

パソコンがあれば主婦でも自宅で仕事ができる?

パソコンができる・パソコンを所有していることは、請け負える仕事の幅を広げることになります。

しかし、パソコンを操作できること自体がそのままお金になることはありません

文字データ入力、テープ起こし、Webページ制作など、在宅ワークに多い職種で報酬を得るためには、パソコン操作スキルが前提となることが多いというだけで、パソコンそれ自体は、あくまで仕事をするための道具、条件の一つにすぎないのです。

いかにタイピングが速く、パソコン関係の資格を持ち、アプリケーションソフトの使い方に詳しくても、依頼された内容をこなすことができなければ在宅で仕事を請け負うことはできません。

今日の晩御飯作りに例えて…

例えば、家庭の主婦として家族の食事を作ることを考えてみましょう。昨晩の残り物を上手に活用し、家族の健康を考えて、もちろん、材料費を安く抑えるためにはスーパーの特売情報の把握も欠かせません。それは皆さん一人一人の経験やバランス感覚、周囲とのコミュニケーションや信頼関係、環境にマッチした情報収集能力など、様々な要因がそろって初めて成り立つものです。そこに「調理師免許を持っています」という人が来ても、いきなり上手くこなせないという事実は、皆さん自身が一番よくご存知でしょう。

言い換えると、仕事とは「発注者側の要望に応えること」であり、それを安定してできることを前提として、初めて仕事を請け負うことができるのです。

在宅ワークの魅力――女性・主婦ならではの働き方

在宅ワークに活かせる「女性特有の才能」

東京文字クラブでは、様々な方が在宅スタッフとして活躍されています。

子育て中のママ、赤ちゃんが産まれたばかりの新米ママ、フライトアテンダント、着物着付け師範、華道師範、翻訳家、俳優、脚本家の卵、フラダンスの先生、カンツォーネ歌手、語学が堪能な方、派遣・パートの方、元OLでブランクの長い方、……。

お子さんが4人もいらっしゃったり、ご家族の介護をされていたり、家事を手伝いながらなど、女性として、また主婦として限られた時間を見事なまでにやりくりできる「女性特有の才能」を発揮することで、皆さんも新しいやりがいを得ることができるでしょう。

在宅ワークが選ばれる理由

  • ママになっても仕事を通じて社会参加していたい
  • 自宅で仕事をして介護や子育てと両立したい
  • パートの仕事だけでなく収入を得る手段を増やしたい
  • 夫の収入だけに頼らず経済的・精神的にゆとりを持ちたい
  • 派遣やパートではなく在宅ワーカーとして収入を得たい

家庭と仕事、プライベートと社会参加のバランス

家庭の主婦、女性としてのプライベートや趣味の時間、社会人としての社会参加。生活職に直結した国民職である在宅ワークであれば、それらを共に手にすることは決して難しいことではありません。仕事上必要となるスキルと、納期や品質に対するきちんとした判断力があれば家庭や趣味と両立可能で、効率のよいワークスタイルを実現できます。

何か疑問に思うことがあれば、是非、東京文字クラブまで見学にお越し下さい。せっかく仕事を探すのですから、インターネットの情報だけで判断するのではなく、あなた自身の目で、耳で、五感で確かめてみませんか?

健全な成果物は互いの信頼から

仕事の基本は対面。インターネットへの依存は禁物です

在宅ワーカーを狙った怪しい商売は、物販や名簿登録業者だけではありません。

国家資格を持った司法書士などの中にも、あらぬ情報で不安をあおり、相談料を取ることを目的とした手口が横行しているほどです。

もちろん、きちんとした実態を伴って業務展開をしている業者も存在しますが、耳障りの良い宣伝文句や求人広告を言葉通りに受け取ることは危険です。

「インターネットの情報は、業者の所在と業種を知るため」というぐらいの気持ちで丁度良いのではないでしょうか。

後は、面倒でも足を運んで、自身の目で確認することに尽きます。在宅ワーカー募集先には、何社でも足を運んでみましょう。疑問があったら解決するまで確認するか、理解できない場合は避ける事です。

契約をするのは実際にその場所に行ってからでも遅くはありません。在宅ワークはネットビジネスではありません。

それは、仕事というものが人と人との関わりの上に成り立つ以上、この21世紀になっても変わることはありません。健全な成果物や正当な対価(報酬)は、見ず知らず同士からは生まれないのです。

インターネットの求人や宣伝、見た目の良い資料などに惑わされず、基本に戻って実際に訪ねる行動に出ましょう。きっと時間と交通費以上の有益な情報を得ることができることでしょう。

対面重視の在宅ワーク求人募集に応募する

(参考記事:仕事の流れ