50代女性の強み
1 知性・感性が磨かれている
2 手書き文字の解読に慣れている
3 これまでの経験を活かし、様々な分野の仕事をこなせる
意外に思われるかもしれませんが、文字データ入力において大切なのは、パソコン等機械の操作よりも“日本語力”です。手書き原稿から正しく文字を読み取ること、様々な漢字の判断を的確に行うことには、文字への慣れや手で文字を書いた経験が大いに役立ちます。その意味で“デジタル”よりも“アナログ”に慣れている世代の方が、手書き原稿の入力には有利と言えるかもしれません。
また、以前はパソコンに抵抗がある方が多かったのですが、今は50〜60代でもパソコンを仕事や趣味に使う方が増えました。そういった背景もあり、東京文字クラブでは50代以上の方が主戦力として活躍されています。
「若い方のように素早く打てないから……」と尻込みする方も(*)いらっしゃいますが、50代と言わず、60歳以上になっても腕の良い在宅オペレーターとして活躍している方も大勢います。
50代女性Sさんの在宅ワーク体験談
新聞の募集を見て、生活職に直結した国民職である在宅ワークに応募しました。当時中学1年生になる息子の子育てと在宅での会計の入力を3年程並行していましたが、会計の在宅ワークが半減し、将来的に不安を感じておりました。また、80歳間近の義母と同居しておりますので、介護等によるライフスタイルの変化を視野に入れ、東京文字クラブの専属オペレーターとして文字入力業務をスタートすることになりました。
義母の病院の付き添い等、平日の日中は用事がいろいろとあるのですが、スタッフの方に相談すれば原稿受渡しの時間や量を調整して頂けるので、大変助かっています。時間に余裕のあるときは分量の多い原稿に挑戦することもできるので、やりがいを感じています。仕事の範囲も幅広いので、どんどん挑戦し、腕を磨いて末永く続けていくことが目標です。
技術は一生の宝、子供が独立しても、孫ができておばあちゃんになっても続けたいです。
最近の在宅ワークでの仕事は・・・
最近、震災関連の内容が多く、社会情勢と直結した仕事であることを改めて実感します。 時には涙が出てくるような原稿もあります。私は、こうして文字入力に携わることができる自分の状況に感謝しています。
仕事のポイント〜少し複雑な原稿〜
- 活きた情報に触れることができる
- 有名作家の書いた貴重な生原稿を扱うことも
- 手書き原稿のぬくもりを感じられる仕事です
特に時事物に多いのですが、いろいろな体裁の原稿が混在していることがあります。
手書き原稿、活字原稿が混ざっていることも…。それらを一つのまとまったデータに仕上げていくのは非常に面白い作業です。
(*)入力の経験があまりない、仕事のブランクが長い等、在宅ワークにご不安な方、すぐにはむずかしいとお考えの方のご相談もお受けしております。下記までお気軽にお問合せください。
お問合せ先:03-5468-0315 (平日9:00〜18:00/相談係)